東京

Kranti (クランティ)

Kranti
写真提供:SAKURA YOGA


先日、アシュタンガヨガの総本部である The Ashtanga Yoga Research Institute(インド、Mysore)より、「Authorized Teacher」に認定された、日本有数のアサナマスターである。

Krantiは、アドバンスAシリーズ(サードシリーズ)を完結し練習を続ける一方で、上級フリースタイルのハタヴィンヤサヨガの練習もしている。

アサナの達人であることに目がいきがちであるが、実はイタリア人である外見に似合わない(?!)、彼の繊細な洞察力、指導が人気の秘密だったりする。


Online Videos by Veoh.com

HIKARU (ヒカル)

Photo_hikaru


HIKARUは15年以上国内外のショー、雑誌、広告等のファッションモデルとしての活躍し、次第にヨガの世界に導かれていった。

Hikaruのシヴァナンダ・ヨガクラスにでると「すっきり気持ちよくなった」というような生徒さんの意見を多く聞く。

まるでチャンティングでもしているかのようなトーンで、ポーズからポーズへ流れるようにリードしてくれるので、すごく心地よい、と。

シヴァナンダヨガをベースにさまざまな瞑想法、呼吸法、ヨガ哲学、さらにアシュタンガヨガを経験豊富なグルの元で学ぶ彼女だから生み出せる深みのあるシバナンダヨガクラスとなるのだろう。

最近は、東京のほか、札幌、大阪、福岡などでもワークショップを開催していて、ヒカルのシバナンダワールドが着実に日本中に広まっている。

»Hikaru(ヒカル)(BY ヨガワークショップのSAKURA YOGA)

チャン千香

【2007/11/19更新】

Chica

女優としてヨガインストラクターとして

彼女はヨガインストラクターでもあり女優でもある。

女優についての詳しいプロフィールは、
東風平千香 - Wikipedia
を参照してほしい

筆者はbudokonのトレーニング、またテレビ、雑誌取材の際、ご一緒させていただいた。

当時、「頑張り屋さんだなー」と思った一方、頑張りすぎで反動がこないといいのだけど、と思った。

その後、本人のmixi日記等を見るにつけ、それが杞憂にだったことを知った。

アメリカ移住を経て

budokonに留まらず、ダーマミトラ、陰ヨガ等のいろいろなスタイルのヨガを習得されて、2007年11月にはアメリカ移住を果たされることになった。次回来日の際にはさらにパワーアップした彼女の姿が見れるだろう。

小山一夫

Photo_koyama

クンダリーニJP代表ある彼は、日本に「火の呼吸」を広く紹介した人物として知られている。

チャリティ・ヨーガ・イベントや ヨーガスートラ特別集中講座を頻繁に開催するなど、その活動はとてもアクティブだ。

ますます独自のヨガ理論に磨きがかかる。

矢落かおり

Photo_yaochi

丁寧な指導で、彼女が開催するワークショップはとてもすこぶる評判がいい。

1995年より、Ken Harakuma氏に師事し、アシュタンガヨガを始める。そのころは、まだ日本でアシュタンガヨガがポピュラーになる前だ。

今、そのころからヨガを始めているアシュタンガヨガインストラクターが大勢、世界をまたにかけて活躍している。

本人から直接話を伺ったことが数回ある。

アシュタンガヨガを始めるまでぜんぜん運動とは縁がなかったとのこと。とても謙虚な人だとおもった。そういう彼女だからこそ初心者の立場にたった指導ができるのだろう。

現在、自身が監修するヨガインストラクター養成コースを開催中。運動が苦手な人も彼女の指導でヨガが好きになるといいな。

リザ・ロウィッツ

Leza

リザは東京・目黒でSun and Yoga Studioというヨガスタジオを主宰している。クラスはバイリンガルで行われるため、外国人比率がとても高いのがひとつの特徴だ。

外国からやってきた彼女が日本でヨガスタジオを運営する彼女はいつも素敵な笑顔で周りをハッピーにしてくれるが、影では相当な努力をしているのだろうなーと、バリ島でヨガ関連の会社を運営している筆者の目には映る。

またリザはヨガポエム「Yoga Poems: Lines to Unfold By」やサンスクリット語解説書「Sacred Sanskrit Words: For Yoga, Chant and Meditation (with Reema Datta)」などの著者でもある。両方ともとてもお勧めの書だ。

千葉麗子

筆者より一歳年上なのだが、彼女が電脳アイドルと呼ばれていたときのことはあまり知らない。

その後、ヨガをやるようになって彼女の名前を頻繁に聞くようになった。

アイドル、デジタルコンテンツ製作会社社長等、ストレスを抱えることが多かったが、ヨガと出会うことによって救われた、というような話を読んだことのある人は多いはずだ。そしてその彼女の考えに共感してヨガを始めた人は多い。

昨年まで勤めていた某ヨガスタジオのディレクターを辞し、現在はシバナンダヨガ日本支部を設立準備中。

ヨガインストラクターとしてだけでなく育児に社長業に大忙し。

彼女を色物で見る人もいるけど、チバレイはいつまでも皆のアイドルなのだ。

三浦徒志郎

第一回目のヨガフェスタで三浦徒志郎によるクリパルヨガを受けたことがある。

クリパル・ヨガでは、 本人の体験に基づいた学びと成長のプロセスを大切にしている。
そのため個々の違いが尊重され各人が自由なポーズをとってよい時間もあり、自分探究の旅をしているような感覚にになった記憶がある。

また、彼の声が癒し系で、これまたいい気持ちがよかった。

私の周りにもクリパルヨガ、また彼のファンがたくさんいる。その人気の秘密が知りたい人はまず彼のクラスに参加することをお勧めする。

田中 康資

ヤスシは2004年studio yoggyエグゼクティヴ・プログラム・ディレクターに就任した。その後、現在もNYと日本を往復しながら日本でアヌサラ・ヨガの普及に努める。

アヌサラヨガはアメリカでは大変人気がありアヌサラヨガ認定インストラクターは全米中にいるが、アヌサラヨガのWEBサイトによると、アジアにはタイに3人、日本にスタジオヨギーのヤスシ1人だけ(2007/2現在)。

創始者ジョン・フレンドの来日TTの際にアヌサラインスパイヤーティーチャー(認定インストラクターの一歩手前)が誕生したようだから、今後アヌサラヨガティーチャーが増えていくことが予想される。

彼の活躍に期待したい。

ユーコ・スミダ・ジャクソン

学生時代、友人にマイケルジャクソンのビデオを全シリーズ嫌というほど何回も見せられたので、その中に登場していたのかもしれない。

マイケル・ジャクソンやベビーフェイスのワールドツアーにもプロダンサーとして参加し、現在はオリジナルヨガウェアブランドのプロデューサーとしても活躍するYuko Sumida Jackson。

ダンス、及びヨガを取り入れた「アウェークニング」を考案。現在様々なところで「アウェークニング」を伝える活動をしている。

その引き締まった容姿はもちろん、彼女の生き方に共感するファンも多い。

筆者も一度お会いしたことがあるが、さすがと思わせる雰囲気をかもし出していて、多くの人がファンになるのもうなずけた。

マック久美子

マック久美子はBe yoga japanの創始者でもあり、現在NYに在住している。

Shiva Rea, Mark Whitwellなどの世界的に有名なヨギのワークショップを開催し、全米ヨガアライアンス認定のヨガティーチャートレーニングを定期的に開催するなど、NYと東京を行き来している。

凛とした印象だが、話をしてみるととてもハートフル。それが筆者の彼女に対する第一印象。

Be yoga japan はアラン・フィンガーによって確立されたイシュタヨガを専門に教えるヨガスタジオ。イシュタヨガのアプローチは老若男女に支持されている。ぜひ一度、広尾のスタジオに足を運んでみてほしい。

鈴木真

まずは、コロラド州ボールダー在住の井沢さんのブログ記事をみていただきたい。

真のヨギ

大衆化、商業化と闘う真のヨギ(ヨガ探究者)

今回の日本滞在中に一人のYOGI(ヨガ探求者)に出会った。アンダー・ザ・ライト ヨガスクールのディレクターを務める鈴木真さんである。彼は私と同じくソトコトで「ヨガを極める」という連載を持っている。彼と夕食をともにしながら、楽しいひとときを過ごした。チャラチャラしない、まじめな姿勢で、生活様式などにも彼の生き様を感じ取れた。彼がヨガスタジオチェーンのディレクターを辞めて、新しい”ヨガスクール”をつくった訳はソトコト12月号を読んで欲しい。ヨガスタジオとヨガスクールは違うのだ。

彼の人柄がよくわかる記事だ。実際私は彼とはお会いしたことがなく、メールでのやり取りだけのコミュニケーションだが、メールから彼のヨガに関する真摯な態度が読み取れる。

彼のようなヨギが日本に増えていくとヨガがもっと定着していくのだろう。それを願ってやまない。

ニーマル・ラージ・ギャワリ

ニーマルとの出会いは彼が来日して間もないころ。

私が日本のヨガ関係者で始めてあった人かも知れない。

それ以降、なかなか何かを一緒にする機会がなかったのだが、昨年のヨガ&ロハス@丸の内というイベントに招待し、ようやく一緒に何かすることができた。

母国ネパールで実家がヨガアシュラムという環境で育ち、アーユルヴェーダの博士号も取得している彼からの湧き出るような知識をぜひ体験してみてほしい。

マイヤース純

雑誌「ヨガビューティ」(現在は休刊)等でヨガモデルを務め、現在鎌倉のヨガスタジオ「SUGATA」のディレクターを務めるマイヤース純。

初めてのお会いしたのは第一回目のヨガフェスタのとき。当時ルルレモンの第一号店の立ち上げをサポートしていた彼女をルルレモンスタッフのHさんの紹介してもらった。とても感じの良い人だった。

その後、ご結婚、YOGA JAPAN Net(日本のヨガ普及に大変な功績を残したヨガのコミュニティサイト)の閉鎖などを経て、ますますシンプルで素敵なヨギーニになっていくのを尾配するたびに感じた。

昨年、彼女と溜池山王を歩く機会があった。ヨガインストラクターになる以前、SE(システムエンジニア)だった彼女はストレスで精神的に病み、溜池山王に通院していたことがあったと話してくれた。「当時のことを思い出します。懐かしい。」と話す彼女の顔からは笑顔であふれていた。

今後も彼女の活躍を応援したい。


»マイヤース純先生WSがありました。(BY アンダー・ザ・ライト ブログ)

浅見千鶴子

カラリパヤットを極めるためにアーユルヴェーダ大学で学んだ情熱

浅見千鶴子からカラリパヤットの話を始めて聞いたのは、九段下にあるインド大使館近くのドトールでの会話の中だった。浅見さんとはお会いするのは3回目で、それまでインドのこと、ヨガのこと、アーユルヴェーダのことが中心を中心にお話していたので、「カラリパヤットって何?」という状況だった。

彼女から「カラリパヤット」を極めるためにインド・グジャラートにあるアーユルヴェーダ大学でアーユルヴェーダを専門的に学んだ。ちなみにインドにはアーユルヴェーダ大学がたくさんあるけど、外国人枠のあるアーユルヴェーダ大学はグジャラートのこの大学のみだそうです。

アーユルヴェーダ大学ってなんだかすごい。

当時、彼女は5.5年制(1年のインターンを含む)の3年目でアーユルヴェーダ大学での講義の話をユーモアたっぷりに語ってくれた。

・錬金術(硫黄と水銀を乳鉢で混合して飲むらしい)
・解剖学(死体解剖のときに、素手で腎臓を探り当てる実習があって、一週間匂いが取れなかったらしい)
・六派哲学(入学前に予備知識がなかったのでかなり苦戦したらしい)
・薬草学(200種類の薬草の名前をサンスクリット語のほかラテン語でも覚えるらしい)
・歴史(著名な人物の場合、なぜかその父親の名前も覚えないとだめらしい)


非効率的な面がたくさんあるようだけど、それも含めてインドの智慧なのだろうか。

カラリパヤットはアジアの格闘技のルーツ

彼女によると

「カラリパヤット」は南インドのマーシャルアーツです。
「カラリパヤット」はケララの学校では、日本で柔道、剣道を習うのと同じ感覚で学びます。
「カラリパヤット」は9歳以上がやることを推奨されていますが、エリートは9歳以下からはじめます。
「カラリパヤット」は少林寺拳法や空手のルーツといわれています。
「カラリパヤット」はTV番組でなかやまきんに君が挑戦しました。
「カラリパヤット」にはいろいろな要素があり、ヨガの要素を強調したカラリヨガっていうのがあります。
「カラリパヤット」は型の練習を重視します。。
「カラリパヤット」は浜辺でもやることが多いです。
「カラリパヤット」はジャッキー・チェンも興味をかなり示しています。
「カラリパヤット」はアメリカよりドイツ、オランダ、フランス等のヨーロッパの各国で人気があるそうです

現在、日本で人気のbudokonやYogic artsの原型とも呼べるカラリパヤットは何世紀も前から存在した。


人気ヨガスタジオが彼女を応援する理由

彼女がカライパヤットに出会ったのは4-5年前に遡る。当時、カラリパヤットを数ヶ月ケララ州で修行した後、日本で教え始めようと思ったということだったが、まずは自身がカラリパヤットを極めるべく、アーユルヴェーダ大学に入学した。その後、AさんはインドのMTVなどテレビ局でも取材を受けるほどのシニアマスターとなり、ケララの街中を歩いていると「この前テレビにでていた人でしょ?」と何度も声をかけられるなど、ちょっとした有名人となった。

「カラリパヤットに対する彼女の一途な想い」が兎に角素晴らしいと思った。これがStudio+Lotus8やアンダー・ザ・ライトヨガスクールなど人気のヨガスタジオが彼女を応援している理由に違いない。


»アーユルヨガ ワークショップ(BY アンダー・ザ・ライト ブログ)

吉川めい

Mae_1

【写真】バリの大自然をバックにデモンストレーションを行う吉川めい

日本人女性初のアシュタンガヨガの正式認定

10年初心者と言われるアシュタンガヨガで、おそらく最短のヨガ歴で正式認定された先生だろう。

誤解を恐れずにいうと、飛び級で学校を卒業したようなものかもしれない(もちろんヨガに卒業はない)。凝縮された密度の濃い練習を行ってきた証拠だろう。ヨガは嘘をつかない。

ヨガ歴数十年というヴェテランも尊敬に値するが、ドッグイヤーと言われる昨今、オールドスクールのアシュタンガヨガを練習しつつ、ヨガの道をスパーカーの「スピード感」で駆け抜けてくさまはさながら新しいタイプのヨギーニの誕生を予感させる。

彼女は今後の日本のヨガ界を引っ張っていく存在になるだろう。いやすでにそういう存在といえるだろう。

ゴビンダカイとの出会い
2006年4月には吉川めいはアシュタンガヨガの著名な先生であるゴビンダ・カイと結婚した。

筆者も、アシュタンガヨギたちで企画した結婚パーティに出席させてもらうことになった。ヨガスタジオで行われたそのパーティはヨギたちが作り出すなんともいえない幸せな雰囲気に包まれていた。


さて、アシュタンガヨガの創始者、K.パタビジョイスはとても家族を大切にしていることで知られる。妻、息子を不幸にも亡くされた現在も、娘、孫が彼をサポートし続けている。「ファミリーを大切にするヨギ」の姿を知らしめたことはK.パタビジョイスの功績のひとつだと言っていいだろう。

ヨガは「する」ものではなくて「生きること」そのものがヨガである。
現在はインドに新しい生活の拠点を構えた2人のこれからを応援していきたい。

パトリック・オアンシア

Patrik_yoga


トウキョー、ヨガジャヤのデレクター

カナダ・モントリオール生まれのパトリック・オアンシアはラジャヨガを1997年から練習し始めた。現在はパトリックは東京のヨガジャヤのディレクター兼ヘッドティーチャーを勤める。

世界中でヨガを学んで

パトリックはアシュタンガ、アイアンガー、シバナンダなど様々な流派のハタヨガの勉強をしてきた。ヨガ、インド、老子、イスラム教、仏教の哲学の勉強は徹底的に行った。パトリックがともに勉強してきたヨガマスターにはJosi Vallicherry, Lance Schuler, Louisa Sear, Rachel Hull, David Muehsam, Rajay Mahtani, Francois Chaillou, Emil Wendel, Danny Paradiseなどがいます。

ヨガDJ

パトリックは17年間東京がベースになっている。何年間も東京と海外でオルタナティブなロックバンドのシンガーソングライター、ギタープレーヤーとして過ごしてきた。音楽プロダクション、パフォーマンス、コンポジション、DJとしても活躍中で、インテリア、グラフィック、家具デザイン等のへの興味もつきない。


そんな多彩な経歴を持つパトリックはアーバンスタイルなヨギとして参考になるだろう。

上半身のタトゥーを見からも想像できるとおりパトリックは相当多分好き嫌いがわかれるヨガの先生だと思う。
ファンになる人も多いと思いが、1度クラスをうけて2度と戻ってこない人もいるだろう。

ただ、私は彼のヨガに対する思いやり、感謝、コミットメントは私にとってはとても印象深く感じている。

chama

Chama
【写真】ロハス&ヨガ@丸の内にて

大人気ブログ「ちゃまぐ」
現在多くのヨガインストラクターのブログがあるが、特に「ちゃまぐ」を楽しみにしているという人は多い。軽快なテンポでヨガティーチャーとしての日常についてかき綴られ、時に書かれる叙情的な内容にはハッとすることもある。

とても多才な人だというのはプロフィールをみるとよく分かると思う。

チャマと初めてあったのは、第一回目のヨガフェスタの休憩時間だったと思う。当時のルルレモン担当者だったHさんに紹介をしてもらった。とてもカメラを片手にいろいろな写真をとっていて、「林家ペー」みたいな人だと思った。

オープンソースとしてのヨガ

「ちゃまぐ」にオープンソースとしてのヨガについてが書かかれていたことがあってすごく共感できる内容だった。


筆者もIT業界にどっぷりだったときがあった。新興ベンチャーIT企業に所属していたため、オープンソースのソフトウエアを使用することは当然の流れだった。


ビクラムヨガの創始者であるビクラムチョードリーが自身の開発したヨガの著作権をめぐって話題になった。「ヨガに著作権があるなんておかしい」という論調がほとんどだった。でももちろんビクラムヨガの恩恵を受けている人だってたくさんいるし、必ずしも否定すべきことでもないというのが筆者のスタンスだ。

一方で「ヨガは誰のためでもあるべき」だと思うのでオープンソースとしてのヨガの流れはおおいに肯定されるべきであろう。

chamaはヨガの伝統を重んじながら、インターネットを駆使しつつ、新たな方向性を探っていく。新世代ヨガティーチャーの代表的な存在といっていいだろう。


»「ヨガするカラダ」はどんなカラダ?(BY アンダー・ザ・ライトブログ)

ACO

Aco_1
【写真】クラスを担当するサン&ムーンヨガスタジオでの撮影。

名刀の切れ味をもつヨガクラス
ACOが現在主にヨガクラスで担当するのはヴィンヤサフロー系のヨガだが、アメリカの大学で心理学を学び、クラシカルなヨガを長年練習してきただけあって、彼女の話は示唆に富んでいて面白い。彼女のブログ「ACO YOGA」を読むと、彼女の豊富なヨガ知識がわかるだろう。

彼女がクラスを担当する東京・目黒にあるSun&Moon yogaは多くの外国人ヨガティーチャーが所属し、クラスに通う外国人率が高いスタジオとして知られている。ACOのクラスもバイリンガルで行われる。

一度だけクラスを体験したことがある。平日の昼間のクラスであったが、常連と思われる生徒さん10名程。クラス中に発せられる言葉がどこかの受け売りではなくて、すべて彼女自身から発せられる言葉だったの印象的で、彼女が長い年月をかけて練習・指導し、積み重ねてきたきたことがよくわかった。

これは、鍛冶職人が名刀を仕上げていくようにプロセスにも似ているのかもしれない。名刀をみると何も説明しなくてもそれだけで感動を覚えるものだ。

柔らかなまなざしは理想の上司No.1
「鍛冶職人」とかいうと、硬い感じの人柄を想像するかもしれないが、実際にお話をすると「鍛冶職人」というより「部下に慕われる上司」といった方が適切な感じかもしれない。彼女の黒目がちの目からはいつも柔らかな光が発せられていて、一緒にいてとても落ち着く存在だ。いろいろな悩みを相談できる安心感が感じられる。

彼女の自宅に集まってくる野良猫たちも、同じようなことを考えているのかもしれない。

ACOプロデュースのヨガDVD
2006年には待望のDVD本「ACO YOGA」が発売された。計四本のDVDの中には実際のレッスン風景が収められたDVDも含まれている。これでACO先生のレッスンが自宅でも可能になるというわけだ。

»ACO YOGA DVD

綿本彰

ヨガ界のカリスマインストラクター

綿本彰はロングセラーになったヨガの本やDVDの多くの監修をおこなっており、彼のクラスは数ヶ月待ちということも珍しくない。

ロハス&ヨガ@丸の内をコーディネートする際に、講師依頼の連絡したとき。その際には残念ながらスケジュールが合わず、断念をすることになったが、その後お会いさせていただくことに。

会ってみて、嬉しかったのは筆者のブログを読んでくださっているということ。私がバリに行くこともブログを通じてご存知だった。

その後いろいろ話をしてみて、いろいろな接点があることが気づき、今までお会いしたことがないのが不思議な感じがした。

ヨガティーチャーとしての天職
彼のスタジオを訪れた際に、スタジオにおいてあった一冊の本を手にとってみた。「天職」に関するインタビュー形式の本だった。

私も含めて多くのヨギはオウム事件以前のヨガ業界のことを知らないが、彼がオウム事件で大変な目にあったことがよく分かった。今日のヨガブームは綿本彰のようにオウム事件後の災難に耐えてきた人たちがいなければありえなかっただろう。というのは想像に難くない

ヨガの求道者

綿本ヨガスタジオではラージャヨガと呼ばれる、瞑想ヨガのクラスもあれば、アメリカ生まれのパワーヨガのクラスもある。

昨年はヨガジャーナルカンファレンスにも日本から足を運び、今年は、アメリカのクリパルヨガセンターにも滞在された。

「自分のよいと思っているヨガをいろいろ取り入れている」という綿本彰のヨガ探求の旅はこれからも続いていくことだろう。

ケン・ハラクマ

Ken_harakuma_1
【写真】ケン・ハラクマのワークショップは常に大人気

日本人唯一のアシュタンガヨガ正式認定ティーチャー

ケン・ハラクマは日本人で唯一アシュタンガヨガの正式資格を取得している名実共に日本のトップインストラクターだ。

現在、日本各地で活躍するアシュタンガヨガインストラクターはほとんどが、ケン・ハラクマの元でヨガを学んできた。

インド料理をおごってもらう

スタジオヨギーの創始者Kさんと2人でIYCを訪れたのが、ケン・ハラクマとの初対面だった。IYCを訪れたのも初めてだったので、IYCの案内などもしてもらった後、「ランチでもどうですか?」とお誘いがあり、1階にあるインド料理屋「ナタラジ」へ。その際に、ランチをおごってもらったの今でもちょっと自慢にしている。

それ以降、ロハス&ヨガ@丸の内をコーディネートする際にアドバイスを頂いたりと何かとお世話になっている。


毎年恒例バリ・ウブドでのヨガリトリート

毎年恒例のウブドでのヨガリトリートでいらした際に、半年ぶりにいろいろな話をすることができた。

ウブドでのヨガリトリートは昨年、30人以上の参加者があり、ヴィラの定員をオーバーする程の人気だったため、今年から前半、後半に分けて開催することになったらしい。それでも各20名以上、合計40名以上の参加があったというからちょっと驚いてしまった。

ケン・ハラクマは前日クタビーチでサーフィンを行ったらしく真っ黒に日焼けしていた。


グルからグルへ

ヨガブームで”インスタント”ヨガインストラクターが増えた今、彼のもとには「もっときちんと学びたい!」といってやってくる人が多いという話がとても印象深かった。ヨガを始めたきっかけはなんであろうと、ヨガを真剣に学びたいという人が増えていくのは何だか嬉しい。

ケン・ハラクマは1月からアシュタンガヨガの総本山、インド・マイソールに2ヶ月ほど滞在する予定だそうだ。毎年2ヶ月はマイソールに滞在するのが恒例になっている。
アシュタンガヨガの創始者であるSri.パタビ・ジョイスは「とてもスピリチュアルな人」だという話をよく聞く。

ケン・ハラクマの元に集まってくるヨギは彼がパタ・ビジョイスに感じているのと同じような感覚を覚えるのだろう。

グルからグルへ。

そうやってヨガは伝えられてきたし、これからもそうやって伝えられていくのだと思う。